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2008年1月 5日 (土曜日)

宇宙の事典 / 沼澤茂美・脇屋奈々代 (ナツメ社)

Photo  小学生の時、海岸で見た満天の星に感動した僕に、祖父が宇宙の図鑑を買ってくれた。丁度木星・土星に惑星探査衛星が到着した頃で、吸い取り紙のように、当時の天文学のお話を吸収した。

それから30年。ふと、現在の宇宙像はどうなっているのかと気に留まり、本書を書店で購入。

  

この本は、古い時間から宇宙の構造を解説している。つまり、遠い構造から太陽系に向って、宇宙のそれぞれのスケールで今何が分かっているのか、解説してくれている。

  

  

 宇宙に思いを巡らすのは、楽しい。宇宙は数学の世界からインフレーション宇宙として生まれ、ボイド構造、銀河団、銀河群、銀河系、オリオン腕、太陽系とそれぞれのスケールで独自の構造をとっている。

  

 それぞれの空間・時間スケールでみれば、銀河・星・惑星・地球上の生命・細胞はそれぞれの「生命」「一生」の営みを持っている。

もし、人の脳内の化学伝達物質と電気信号が、個の「意識」や「心」を形作っているならば、細胞・人間・社会・地球・星・銀河・宇宙の各階層スケールで、それぞれの大きさ・永さの空間・時間スケールで、それぞれの現象が、「意識」というものを形作っていても良いのではないだろうか。

より大きく永いスケールの中で形作られた無形の意識が、我々の呼ぶ「精神的な宇宙」とか「神」という存在なのかもしれない。

なーんてね。

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コメント

みやすい図版、わかりやすい解説、オールカラーというのにまず惹かれます。まるで子供の視点ですかね?

投稿: おあはか | 2008年1月 6日 (日曜日) 17時33分

精緻なイラストと天体観測写真が豊富なので、ペラペラとめくるだけでも、面白いです。解説は分かりやすいですが、物理学的な記述は子供には理解できないと思います。そして、モノクロのページは確かにありませんでした。
元旦の深夜、初詣に行く途中に東京の夜空を見上げたら、オリオン座が見えてホッとしました。夜空を子供や家族と見るときに、役立つ本かもしれません。

投稿: すうらい | 2008年1月 6日 (日曜日) 21時27分

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