« メモ(後日削除) | トップページ | 最近紙上で見るCO2排出問題 »

2008年3月17日 (月曜日)

幸せって、なんだっけ / 辻信一 (ソフトバンク新書)

Photo  ナマケモノ文化人類学者、辻信一氏の新刊。前回の「美しい国ブータン」にでてくる国民総幸福(Gross National Happiness)に通じる所があって、早速読んでみました。

副題に「『豊かさ』という幻想を超えて」とあるように、豊かさを求めてGNPを追求してきたけれど、マネーはあるが幸せ感がないという日本の矛盾について言及して、「豊かさ」より「足るを知る」ことの大切さを解説している。

この辻さんは、ナマケモノ倶楽部という環境活動に見られるように、ちょっと変った方です。競争原理、市場主義の現代社会に生きている僕らが少し聞いただけでは、「何をそんな空想の夢物語の様な事を」と思えてしまうものですが、本書に見られるような、世界の文化の話や充実した参考文献に裏打ちされた論理展開を読むと、「なるほど。一理ある」と思えてきます。

有限の地球環境が壊され枯渇していく今、この書籍の考え方は大変有意義なものだと思いました。

|

« メモ(後日削除) | トップページ | 最近紙上で見るCO2排出問題 »

本棚」カテゴリの記事

コメント

競争原理、市場主義がすべてではない、ということを改めて知る瞬間を体験しないと、GNHをあげるのは難しいかもしれない。読んでみたい本がまた増えました!

投稿: おあはか | 2008年3月18日 (火曜日) 19時37分

>おあはかさん
そうなんです。僕実体験に欠けるんですよね。
自転車放浪の旅や田舎暮らしから故意に目をつぶって、今の東京での生活があります。
僕の場合、暮らしを変えることが課題ですね。

投稿: すうらい | 2008年3月18日 (火曜日) 20時41分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/201681/40539465

この記事へのトラックバック一覧です: 幸せって、なんだっけ / 辻信一 (ソフトバンク新書):

« メモ(後日削除) | トップページ | 最近紙上で見るCO2排出問題 »