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2009年8月20日 (木曜日)

青春

青春とは人生のある期間をいうのではなく、心の様相をいうのだ。

優れた創造力、逞しき意志、

炎ゆる情熱、怯懦(きょうだ)をしりぞける勇猛心、

安易を振り捨てる冒険心、こういう様相を青春というのだ。

  

年を重ねただけで人は老いない。理想を失う時に初めて老いがくる。

歳月は皮膚のしわを増すが、情熱を失うときに精神はしぼむ。

苦悶や、狐疑(こぎ)や、不安、恐怖、失望、こういうものこそあたかも長年月のごとく人を老いさせ、世紀ある魂をも芥(あくた)に帰せしめてしまう。

  

年は七十であろうと十六であろうと、その胸中に抱き得るものは何か。

曰く、驚異への愛慕心、空にきらめく星辰(せいしん、北極星)、

その輝きにも似たる事物や思想に対する欽仰(きんぎょう)、

事に処する剛毅な挑戦、小児のごとく求めて止まぬ探究心、人生への歓喜と興味。

  

人は信念と共に若く、疑惑と共に老ゆる。

人は自信と共に若く、恐怖と共に老ゆる。

希望ある限り若く、失望と共に老い朽ちる。

大地より、神より、人より、美と喜悦、勇気と壮大、そして偉力の霊感を受ける限り、人の若さは失われない。

これらの霊感が絶え、悲歎の白雪が人の心の奥までもおおいつくし、皮肉の厚氷がこれを固くとざすに至れば、

この時にこそ人は全くに老いて、神の憐れみを乞うる他はなくなる。

  

                       サミュエル・ウルマンの詩より

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