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2010年4月29日 (木曜日)

砂漠植林ツアーに参加 day1~往路~

NPO法人 FoE Japan(Friend of Earth Japan)が募集した砂漠緑化ツアーに24次隊の一員として参加してきました。

日本には砂漠は鳥取砂丘くらいしかないので語彙が少ないですが、世界の砂漠はその特徴によって五つに分類されます。岩だらけの「岩砂漠」、石がごろごろしている「礫(れき)砂漠」、土はあるが草の生えない「土砂漠」、砂だけが荒涼と広がる「砂砂漠(すなさばく)」、塩害による「塩砂漠」です。

我々の向かった中国内モンゴル自治区のホルチン砂漠は、砂だらけの砂砂漠です。ここは300年前は草原だったと言われています。しかし、人の流入による人口増加と過放牧、過剰な伐採により、雨は降るが土壌が枯れ、さらさらした白い砂だけの砂漠になりました。ここを長い時間かけて緑の草原に戻そうとしているのが、現地の砂漠植林ボランティア協会で、FoE Japanは相互に支援しながら緑化活動を行ってきました。

成田空港から瀋陽に直行便が飛んでおり、2時間半ほどで瀋陽に到着。そこからバスで国道を4時間半ほど走り、内モンゴル自治区に入ります。中国の車は、飛ばすは車線は変えるはクラクションは鳴らしまくるはで、荒い運転です。道路も日本のアスファルトほど整備が行き届いていませんから、バスは大きく左右に揺れました。乗り物酔いが起きなかったのが不思議なくらいです。道の沿道にはポプラが植えられ、その向こうは赤茶けた地平線が広がっています。地平線を初めて見ました。

砂漠植林協会の砂漠宿舎に到着したのは、もう日が暮れかけようとしている時間でした。砂漠植林協会の菊池会長と、FoE現地スタッフの成田さんが迎えてくれました。新しい宿舎の部屋は木製のベッドで窓ガラスは二重になっています。水は20m程掘り下げた井戸をくみ上げて使い、洗面は屋外。洗面風景は山小屋をイメージして下さい。飲料水はペットボトルのミネラルウォーターを用意してくれていました。そして、トイレは青空トイレです。つまり大きな穴を掘って蓋をし、蓋の隙間からいたすというものです。穴に落としたら乾きやすい砂をかけるので、そんなに臭くはありません。編んだ藁のシートで周りを囲い、プライベートな空間を作っています。

丸いパオ風の建築の立派な教室で食事を頂き、そこで初めてのミーティングをしました。

その夜は満月が出ていて天の川は見えませんでしたが、星が沢山見えました。北斗七星が高い空にありました。

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コメント

貴重な経験してますね。世界を違った視点から見るような、そんな変化がありそう。

私も来週砂漠に行きます。

はずかしながらボランティアのような高尚なものでなく、極楽のエジプトのリゾートです。。。

投稿: やっしー | 2010年5月 5日 (水曜日) 22時50分

>やっしー
エジプトいいですね!ちょっと怖いけど、ピラミッドは見てみたい。

ボランティアといっても、自分たちはツアーに近く、その裏で長年に渡ってボランティアに人生を捧げる人々がいて、支えられてきました。
日本でもエコ・ツーリズムの考え方が、定着し始めています。

投稿: すうらい | 2010年5月 5日 (水曜日) 23時33分

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