« ミッキーバスでディナーに向かう | トップページ | 想い出と2010年師走の現実 »

2010年12月 7日 (火曜日)

もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら / 岩崎夏海 (ダイヤモンド社)

Photo 思えば、一年くらい前に出張途中の駅ナカの書店で手に取ったことがありました。しかし、別の本を読んでいたので、買うには到りませんでした。

先日、社内の上層の上司がミーティングで紹介し、翌日には今年のベストセラーになったとマスコミでも取り上げられ、改めて買って読んでみました。

ドラッカーというのは、経営学の父と呼ばれるP. F. ドラッカーの事です。

高校野球の人間ドラマは、主人公のみなみの語り口に影響されて、おもわずおじさんは涙してしまいました。ただ、ドラッカーの「マネジメント」の小節とストーリーを結び付けていくと、少し無理を感じるようにも思え、やはり泣ける本としては重松清や浅田次郎の方が上だろうと思いました。

僕はドラッカー初心者なので説得力がありませんが、ドラッカーの提言は組織の経営論であるため、人の血が通っていないように感じられる小節が多いことにも展開の違和感の原因があると思います。ドラッカーの著書は、何回か手にとって棚に戻しを繰り返した経緯がありまして、それはその温かみが少ないことによるかもしれません。厳しさはありますね。

もちろん企業のマネジメントはこれからも勉強することになると思うので、ドラッカーも噛み砕いていこうとは思ってます。

  

致知を読んでいるせいか、リーダーシップやマネジメントには人間学が必要という説に共感を感じます。例えば、高校野球の監督が見据えることは、体を鍛えて野球に勝つだけでなく、ベンチから外れた大多数の部員が卒業して将来社会に出た時に、人間として成熟した社会人になるよう気を配っている、といった類の話です。

  

この本のおかげで、ドラッカーを棚から取るところの原点に戻ることができました。良書です。

|

« ミッキーバスでディナーに向かう | トップページ | 想い出と2010年師走の現実 »

本棚」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/201681/50238629

この記事へのトラックバック一覧です: もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら / 岩崎夏海 (ダイヤモンド社):

« ミッキーバスでディナーに向かう | トップページ | 想い出と2010年師走の現実 »