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2011年8月 8日 (月曜日)

沈黙の春 / レイチェル・カーソン (新潮文庫)

Photo 環境ホルモンが問題視されたときに大きくクローズアップされた本。20世紀半ばの、DDTや農薬の乱用が、いかに生態系を蝕んで無益な物であるか、克明に書いてある。

科学の力で自然を抑え込もうとすると、自然の生態系の一員である人間も例外なく自滅するという告発の書。

「科学の便利」が人間を追い詰める構図が、原発事故の放射能に重なって読む気になったのだが、生物濃縮による化学物質や放射性物質の危険性が身につまされた。

地球環境に意識を置かれている方は、この古典を一度読んでおいたほうが良い。1960年も2011年も、科学への盲信が軽率な汚染を引き起こす事態は、似ているのである。

そして、原発でなくとも、農薬を始めとする化学物質が現在も世に氾濫しているのである。土壌も水も元通りにはなっていない。

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