ネパールでM7.3の二度目の大地震
4月25日に起きたマグニチュード(M)7.8の大地震により8200人を超す死者が出ているネパールで、12日午後1時ごろ(日本時間同4時すぎ)、再び大きな地震が発生した。米地質調査所(USGS)によると、震源地はネパール東部の中国との国境付近で、地震の規模はM7.3という。現地では余震が続いていたが、主にM4~5台にとどまっていた。12日の地震ではインド首都ニューデリーでも約1分間にわたる揺れが続いた。
ネパール当局などによると、12日の地震による死者は76人、負傷者は約2400人。隣国インド、中国チベット自治区の死亡者も合わせ94人が犠牲となった。
カトマンズ中心部の公園で12日夜から13日にかけて過ごした人は1万2千人以上。直前までは1500人程度に減っていたが、4月25日の大地震直後の規模まで再び増加した。市内各所にこうした動きが広がっている。
4月の大地震で傷んだ建物が崩落しやすくなっており、今回の地震で下敷きになった人が多くいた。カトマンズや近郊では多くの民家などが倒壊した。
(日本経済新聞より抜粋転載)
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