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2015年8月 6日 (木曜日)

人工知能~人類最悪にして最後の発明 / ジェイムズ・バラット (ダイヤモンド社)

「愚者は過去を語り、 賢者は現在を語り、 狂者は未来を語る」とナポレオンは言ったそうだが、この本はどう読んでも狂者の部類に入る。根を詰めて読むと狂気がうつりそうになったので、息抜きや運動を交えて日にちをかけて読んだ。

難解だが、語りたいところは、シンギュラリティを超えた人工超知能(Artificial Super Intelligence; ASI)が自己を進化させる能力を持つようになると、人工超知能にとって人間がネズミの看守のように思えて、予期せぬ暴走を始めるという話だ。

僕も著者やインタビューを受けた工学者の話を100%理解できていないが、僕が読みとったところは、要するに人工知能(Artificial General Intelligence; AGI)から人工超知能(ASI)に飛躍する事象の地平面(シンギュラリティ)とは、その知能が意識や自我を持ち始めるかということだと僕は勝手に理解した。著者はそのシンギュラリティが起きる危機を、コンピューターの能力の向上がもたらす「知能爆発」とも表現している。

現在の国防プロジェクトやIT企業で行われている開発は、AGIの域を脱していないが、いずれシンギュラリティを超えた人工超知能が人類を滅亡させるという、注意喚起の書籍。

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