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2016年4月25日 (月曜日)

魂にメスはいらない / 河合隼雄・谷川俊太郎 (講談社+α文庫)

ユング派の心理分析を学んでこられた河合隼雄さんが、詩人の谷川俊太郎さんと対談しながら、河合さん的なユング心理学がどういうものであるか、話が進んでいる。
 
まず、基礎知識として心理分析には3つの大きな流派があることを知った。
 1. フロイトの心理学 : 無意識は性の衝動から説明される
 2. アドラーの心理学 : 無意識は何かへの支配欲から説明される
 3. ユングの心理学  : 夢や会話・創作など、すべてのメッセージの中に無意識が暗喩として反映されている
 
この本は、僕にとって難解な部分もあり、面白い部分と読み飛ばす部分があったが、ようするに被分析者その人の物語にはその人の無意識が反映されており、それを西洋医学的にメスを入れて原因が何であるのか分析することは必要ない。相手の話に耳を傾けて、なんだか深いものを感じたら、そこに相手の無意識の混沌があるので、とにかく聞き手に回ってフムフム言っていると、限度を過ぎた危険性がない限り、相手の自己治癒力が事態を改善させていくそうである。
 
 
自分はこの本を検索中に見つけて即買いしていたのだが、どうして即買いしたのかという理由は意識に上がってこない。
でも、奈良旅行でシックスセンスの存在を感じたり、
以前偶然の一致が何度も出る時期があったり、
ダライラマの般若心経講義に惹かれるものがあったり、
人工知能と意識の問題を考える機会があったり、
脳科学と、詩人のこころ・人間学との隔たりを意識したり、
 
とにかく人の心の機微や、科学で説明できない何かに対するタブー的な深い話を、誰ともできないという閉塞感が、この本を選ばせたのかもしれないと少し思っている。

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