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2016年7月24日 (日曜日)

顧みられない熱帯病 / ピーター・J・ホッテズ

大村智氏が化学薬イベルメクチンの発見でノーベル医学・生理学賞を受賞して、一時「顧みられない熱帯病; Neglected Tropical Deseases; NTDs」が有名になったが、それから一年してNTDsは再び日本では顧みられなくなり、ノーベル賞の功績の美談が広まる一方で病気そのものについては全く知られなくなった。
 
日本でも過去にはぎょう虫検査などが行われ、寄生虫病の対策が行われた世代として育っていたので、NTDsの本を読んでいるうちに、目黒に寄生虫の博物館があることを知り、足を運んでみた。
 
目黒通り沿いにある、公益財団法人・目黒寄生虫館は、不思議なことにカップルで賑わっており、「や~、気持ち悪~い」という若い女と不敵な笑みをたたえた兄ちゃんであふれていた。
NTDsに関する展示として、リンパ系フィラリア症の紹介があり、また大村先生の功績も小さく展示されていたので、それを見て館を後にした。
 
この病気が広く知られない理由はただ一つ。気持ち悪く、ショッキングすぎて、テレビで放映できないからである。
良好な公衆衛生が維持できなくなるような事態になった時には、このNTDsもどこかで再発するリスクがあると感じ、辛いが関連書籍を読んでいる。
 

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