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2016年10月17日 (月曜日)

クライミングジムに初挑戦

今度また飲もうと約束した旧友のMと会うべく、クライミングジムで汗を流して、酒を飲んできました。
T-WALLというクライミングジムの錦糸町店で会員登録しました。都内に5店舗あり、会員カードは各支店で共通で使えるそうです。実家近くにも店があるので、そちらもいつでもできそうです。
 
友人Mは仕事つながりで、盲導犬育成の法人とつきあいがあり、視覚障害の方の人脈とも接点を持っていて、今日は視覚障害を持つTさんと三人でクライミングを楽しみました。
 
錦糸町店の内部の概観。右側の壁がボルダリング用の壁。命綱を付けずによじ登る。手前からスラブ(ゆるい傾斜)、垂壁、かぶり(覆いかぶさる角度になっている)のそれぞれの壁面がセットされている。
左側はロープの命綱を付けて登る、ロープ壁。高さは3階建てのビルくらいある。
 
まずはボルダリングをしました。一番簡単なスラブで初挑戦しているときの写真。
一番簡単なピンクの岩を使って登るルールで、ピンク色の岩の配置に手足を伸ばして登っています。
スポーツとしてのボルダリングは、岩の色によって難度が異なり、上級の岩では難しい配置になっており、無理な体勢になってバランスを崩したりするので、体全体をオランウータンの木登りのように、体制のバランスを大きく取りながら登ることが必要になってきます。
 
視覚障害のTさんは初心者の僕よりうまく登ります。Tさんは球技はできませんが、ボルダリングのように手でごつごつを握って登る見えない壁は、超えることができます。
岩の色は見えないので分からないのですが、HKK(方向、距離、形)の伝達法を使って、下から呼びかけて岩の位置を知らせます。例えば、「12時・50センチ・ガバ」で、12時の真上の方向に、さらに50cm離れた距離に、ガバッとわしづかみできる岩があることを知らせます。
 
僕は簡単な色の岩は登れましたが、少しレベルの上の色は、体のバランスを崩してしまい、登ることができませんでした。写真でお分かりのように、尻が下がってへっぴり腰で、もう少しオランウータンのようにならないとバランスが取れないことが分かります。
少しかぶった角度の壁でも、簡単な色を登ったら、重力が見えない背中の下に掛かるので怖かったです。足元も見えないし、怖いという意識が出てきました。
Tさんは、壁に張り付いているときは高さが見えないので、常に怖いはずなのですが、熟練で恐怖を克服しているようでした。
 
 
軽く昼に軽食を食べ、午後はロープ壁に挑みました。高さが5m以上あるので、ロープの命綱を付けて登ります。ロープは下で人が支え、ビレイしてもらいます。つまりロープのシートベルト・ロックの役割を、下のビレイヤーという人が担うわけです。僕はビレイヤーの講習は今日は受けませんでしたが、Mにビレイしてもらって登攀しました。
ロープ壁は、実際に山岳で岩登りをする時に近い、スポーツというよりは冒険の部類に属するという感覚を持ちました。命のリスクの大きな登攀を、ビレイヤーに命を預けて、頂上まで登ります。
実際の山岳での岩登りの入り口になるスキルですが、僕は個人的には山登りは歩いて登れる山だけで満足で、岩登りまではやる気になっていません。しかし、今日は一番簡単なコースを登って頂上まで達し、フリークライミングの達成感を得ました。
 
中央の青い岩のコースを、頂上まで登ることができました。Mがビレイヤーになっていたので、登攀中の写真がありません。
 
ロープ壁の登攀が、スポーツより冒険の要素を含むと書いたように、ロープ壁ではビレイヤーに命を預けるリスクの受容が必要になってきます。視覚障害のTさんは、ビレイヤーの講習を受けていて数をこなしており、友人Mは視覚障害のビレイヤーTさんに命を預けました。スポーツより冒険の要素を含むので、山のリスクの捉え方にはおそらく賛否両論あるかと思います。
 
三人がそれぞれのレベルで頂上までの登攀を果たして終了し、ちょい早の時間で軽くビールを飲みに出かけました。
車道での誘導や、トイレの案内、食事のメニューの読み上げなど、視覚障害の方の補助となるためには、熟達と粘り強さが必要であることが、Mと一緒にいて良く分かりました。
 
というわけで、ほどほどに飲んで帰ってきました。黒霧島のボトルを安くキープしたら一升瓶だったけど一か月のキープ期間らしく、まあほどほどに飲もうという感じで、足元をしっかりさせて今日の日程を終えました。
 
僕は普段、テニスとギターの両立でいっぱいいっぱいですが、Mとまた飲むときには再度クライミングを楽しもうと思います。今度はビレイの講習も受けることにしよう。

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