« 量子コンピュータが人工知能を加速する / 西森秀稔・大関真之 (日経BP社) | トップページ | 「禁酒セラピー・アレン=カー」を再読 »

2017年3月 1日 (水曜日)

ドラッカーと論語 / 安冨歩 (東洋経済新報社)

一般的な教科書の「ドラッカーのエッセンシャル版」は、ドラッカーの著作の一部を切り貼りしたものだそうだ。
この本ではドラッカーの著作全体に流れる理論の中心を、「論語」という儒教の古典を副読本にしながら、日本人向きな解釈で論じている。
 
ドラッカー理論の中心となっている、マーケティングとイノベーションについて、「自己を知る」、「フィードバックして学習する」と解釈したのは、読んでいて自己の尊厳をサラリーマン組織から取り戻したような気がした。
ちょっと、自分の職場・会社の内情と関わってくるので、ネット上に垂れ流すことはできないが、この本を読んで「我々が心が打ち震えるほど、本当にわくわくしてやりたい事は何なのか」を考えた。
僕個人としては、それは未来社会の社会的責任を果たす革命であり、「会社という法人のリスクでなく、未来社会・次世代の社会のリスクに対応する」事が、「イノベーション」であり、「仁」「徳」であるのだろうと思った。
 
ドラッカーも論語も深い内容の書籍であり、一冊を一度読んだところで理解しきれるものではないと思うが、互いの考えを補完しながら解釈しているこの本は、良い自己啓発のきっかけとなった。

|

« 量子コンピュータが人工知能を加速する / 西森秀稔・大関真之 (日経BP社) | トップページ | 「禁酒セラピー・アレン=カー」を再読 »

本棚」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/201681/64955103

この記事へのトラックバック一覧です: ドラッカーと論語 / 安冨歩 (東洋経済新報社):

« 量子コンピュータが人工知能を加速する / 西森秀稔・大関真之 (日経BP社) | トップページ | 「禁酒セラピー・アレン=カー」を再読 »