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2018年2月18日 (日曜日)

こころの健康

先日の記事で、意識と量子力学の話しを書いた。
意識に関する調査と報告を本として書き上げたり、世界で行われている認知心理学や人工知能の研究を科学ジャーナリズムとしてまとめようかとも思っていた。

ただその没頭が、精神的に病的な状況を生みそうだということが分かったので、ここにメモを残しておく。

先週末のぽっかり空いた時間に、久しぶりに東京都写真美術館に足を運んだ。
結婚式の写真をお店プリントしたときに、店に飾っていた写真達がなんだか今どきのアートな感じで、僕もInstagramを楽しんだり、写真美術館に足を運ぼうと思ったのがきっかけだ。
この週末の東京都写真美術館では、「インビジブル」と題する企画展をやっていた。いわゆる心霊写真のような、sixth senseに働きかける動画を真面目に展示するという企画だった。
閲覧は無料だったが、ここまで足を運んで荒んだ気持ちになって帰るのは、なんだか時間がもったいない気がした。たしかに現代アートにタナトス(*)の感覚は入ってしまう。でも呪術のようにタナトスで遊ぶような、神を冒涜するような感覚が、タナトスの領域に足を踏み入れてしまいそうで怖かった。

相方も僕の変化を感じ、結婚前に足を運んだ神社に初詣に行こうと提案してくれた。
結婚のお礼参りをして、無事に帰宅した。

この週末は生活がマイペースに戻って、テニススクールで汗を流したり、ギターを弾いたりして過ごしている。なんだか時間をダラダラと過ごして、ただ遊んでいるだけの気はするが、それでも精神の健全が保てている。
相方との生活を、毎日小さな幸せを感じながら過ごすのが、誓いだった。そうだそうだ。

意識の工学に没頭することは、タナトスの現代アート制作に近いことでもある。
それは健全なチームや、強力なAIの力を借りて行った方が良いのかもしれない。
未来の研究課題かもしれないが、すでにどこかの先駆者が行なっているかもしれない。
禅僧の脳科学とか、マインドフルネス(瞑想)の効能の活用とか、ポジティブな意識の捉え方はすでに成されているし、「意識と量子力学」という思考の落とし穴にはまって、狂気のために生命を危険にさらす必要はない。

今朝は優しく目覚めたし、日の出を見たら日曜の朝食をゆっくり摂って、テニスに出かけよう。
スポーツ・音楽・人間学で、良い方向に自分の意識をセルフマネジメントすることが重要だ。
タナトスの落とし穴には、「落下注意!」と立て札を立てておこう。


* タナトス
タナトスとはギリシャ神話に登場する死そのものを神格化した神。
凡人の魂はタナトスが冥界に運ぶという。
フロイト心理学では、攻撃や自己破壊に傾向する死の欲動を意味する用語として使われている。

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