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2019年9月29日 (日曜日)

「こころ」はいかにして生まれるのか/ 櫻井武 (講談社ブルーバックス)

副題に、最新脳科学で解き明かす「情動」とあるように、脳科学と全身からのホルモンの働きによって、人の情動が生まれるメカニズムを解説している。

 

僕は割と感情の起伏が平坦だ。淡々としている。辛いことがあっても、顔に出さない訓練を小さいことから続けたせいだと思う。これにより「心無い」と言われたこともある。

僕は大脳皮質の新しい脳が、大脳辺縁系の古い脳の情動を抑えているのかもしれない。

この古い脳の、下等生物の俺を解放しようと思っていたところ、この本を買っていたのを思い出して読んでみた。

 

AIにできないもの、例えば「愛」や「恋」について、小説になったものを見るとたくさんの世界が開かれている。これを一概に、オキシトシンというホルモンや報酬系という脳の仕組みに分解して理解することは難しい。

神経伝達物質の仕組みを科学のメスで解明しても、それは「愛」を理解したことにならないだろう。

 

個人の脳と身体で完結できないコミュニケーション、人間との関係性と情動のすれ違いを、今後とも人間力として磨く必要がありそうだ。

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