本棚

2019年2月17日 (日曜日)

日本の伝統 発酵の科学 / 中島春紫 (講談社ブルーバックス)

先日の手前味噌作り体験から掘り下げて、発酵についてのイロハを勉強してみた。
化学はある程度分かるが、食育と微生物について知識がないのを実感。

醤油・味噌にはじまり、日本食は発酵食品をふんだんに用いている。その製法に作用する微生物と化学反応を知り、楽しくなった。
そういえば、昔自分で泡盛を作りたいと考えたことがあったっけ。酒造にも見学に行った。

近年は機能性の食品がたくさん出ているが、行政のお墨付きをもらわなくても伝統的な食品が古くから食されている。
この世界は飲食業・料理から農業・漁業・畜産業に至るまで本当に奥深い。服部幸應先生や小泉武夫先生の知恵を、もう少し家内と享受してみようかな。

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2019年1月21日 (月曜日)

きげんのいいリス / トーン・テレヘン (新潮社)

大人が読んでもなんだかクスリと微笑ましい、動物たちの童話。
著者のシュールな人間観察が、動物たちで表現されたような章がたくさんある。謎めいた章もある。
休日と夜の眠る前に読んだ。なんかいい。

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科学者はなぜ神を信じるのか / 三田一郎 (講談社ブルーバックス)

宇宙を記述する法則を見つけてきた科学者が、どのようにその時代の神や宗教と向き合い、本人の信仰の拠り所をどこに置いてきたのか、コペルニクスからホーキングまでの実例をあげて分かりやすく論じている。

物理学者の呼ぶ「神」とは、宇宙の創造主の意味合いが強いようだ。
現在のゲノムの医療でいうと、生物の創造主「神」が科学で説明されるようになってきている。
自分のブログで執筆中の意識の工学は、「神の意思」そのものを科学で説明できないかという、宗教的には不謹慎極まりない考え方だ。

しかし、かといって僕が神を信じないかというと、そうではない。正月には初詣に行くし、お彼岸にはご先祖の供養をする。
神を科学の考え方で理解できるようになるのは、もっと先のことだろう。
きっと答えは未来にある。
僕が地球でブログを書いているのも、きっと未来になにか使命があるんじゃないか?
そうだとしたら、その未来の科学史を創られたのも、僕の信じる神であろうと思うのだ。

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平原綾香と開くクラシックの扉 / 平原綾香 (東京新聞)

インフルエンザにかかり、自宅待機しています。熱は下がり、自宅で短時間の軽作業なら可能。
しかしこの療養はゆっくり休んで、読書など自己啓発に使わせてもらうことにしました。

積ん読の本棚から一冊取り出しました。
「平原綾香と開くクラシックの扉」/ 平原綾香 (東京新聞)

取っ付きやすいクラシックの名曲を40曲くらい紹介し、彼女の思い入れのあるエピソードを綴っています。
2019年は、クラシックを知るためには非常に良い環境が整っています。
定額の音楽配信サイトに登録していれば、クラシックの曲は検索して聴き放題。
曲を聴きながらWikipediaをちょっと引けば、すぐに作曲家や戯曲の解説がタブレットに表示される。

このようなIT技術から得た恩恵の一方で、オーケストラの生演奏を聴きたいのは、やはりホールでの空気感から、想起される自分の内側の感情というのが湧き上がるためでしょう。
ちょっとインフルエンザで身動きが取れませんが、ホルストの組曲「惑星」をオーケストラで演奏していたら、チケットを取って聴きに行きたい気分です。

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2019年1月 6日 (日曜日)

はじめて読む人の古事記 / 今野華都子 (致知出版社)

前から気になっていた本。古事記の倭の文章を現代語訳して、漢字にはふりがながつけられており、古事記の入門書として読みやすかった。
子どもの頃、イザナギとイザナミの神話を聞いて、「なんだよ、宇宙はビッグバンから始まったんだぞ」とバカにしていた。生意気なガキだった。
でも、日本の奥ゆかしさが歳を経て分かってきて、古事記の世界・日本の成り立ちの有り難みがようやく分かってきた。
2019年はお伊勢参りをしようかと計画している。

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古事記でめぐるご利益満点の旅 開運!神社さんぽ / 上大岡トメ+ふくもの隊 (泰文堂)

2019年の旅行は国内にしようと決め、お伊勢参りはどうかねぇ、出雲もいいねぇ、と話していた。
ひとまず古事記について知ろうと思い、
はじめて読む人の古事記 / 今野華都子 と一緒に入手したのが、このマンガ。
古事記編纂1300年の年に出ており、古事記の神話とそれにまつわる日本の神社参りの紹介をイラストで伝えてくれている。

日本の良き原風景も表現していて、ぜひ古代からの神社に参拝したくなった。

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2018年12月31日 (月曜日)

すいません、ほぼ日の経営 / 川島蓉子・糸井重里 (日経BP社)

先日までGoogleの人事の本を読んでいたが、半ばで放り出してしまった。就業確率0.3%というところに押し寄せる求人から、求めたい人材を厳選して雇用し、クリエイティブな仕事を期待するGoogle。しかし、社員数は多く、大企業病に罹ることを予防する工夫を様々なIT技術で対策しているらしい。あくまでも会社側からの視点で、どう欲しい人材を選ぶかとか、どう評価してインセンティブを与えたらいいかとか、僕が職場で体験して疲弊している内容の話が出てくるので、本を放り出してしまった。

たまたま手に取ったこの「すいません、ほぼ日の経営」では、「ほぼ日刊イトイ新聞」を中心に事業を続けてきた糸井重里氏が、おもしろさを重視するそのクリエイティブな会社を株式上場したので、糸井氏に編集者がインタビューしている。
糸井氏はフリーのコピーライターとしておもしろいことを続けて飯を食ってきた方なので、プレイヤーとしてどんな風土がクリエイティブな発想を続けることに寄与するか、お話しされることがよく響いておもしろい。
そのおもしろさを実現し続けるための、「やさしく・つよく・おもしろく」の方針が、自分個人として参考になり、今の企業の組織で実現できるか分からないけれど、心に留めておこうと思った。

働き方、働く心持ち に、すごく勉強になる。

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2018年12月30日 (日曜日)

ママのおなかをえらんできたよ。 / 池川明 (リヨン社)

家内の妊娠が分かり、僕ははじめてのママ・パパのハウツー本を買った。家内も図書館で本を何冊か借りてきた。結婚をする事になって、ゼクシィを買うみたいだ。

家内が借りた本の中に小型の読みやすそうな冊子があったので、読んでみた。
ママのおなかをえらんできたよ。 / 池川明 (リヨン社)

この本は、言葉を話し始める頃の2-4歳の子供に、胎内記憶についてインタビュー調査を行った結果をまとめたものである。
共通して語られているエッセンスは、次の通り。
(1) 子どもの選択で両親は選ばれる
(2) 子どもは両親(特に母親)を助けるために生まれてくる
(3) 子どもは自分の人生の目的を達成するために生まれてくる

たくさんの命のいる世界から、このママとパパを選んで生まれてきた、と言うようだ。
子どもが生まれたら、選んでくれてありがとうと全力で成長をサポートしたい。

さて、意識の工学の見地で考えてみる。
受精卵が子宮の中で細胞分裂を繰り返し、胎児が生命の進化を体現する。脳が機能を持つか持たないかで、小さな胎児という有機体に魂入れがなされる。集合的無意識の混沌から、胎児の意識が生まれる。この記憶が胎内記憶・おなかに入る前の記憶として子どもに残るのかもしれない。

僕たち、選んでもらえるだろうか・・?
不安と期待の入り混じる毎日。夫婦で体制を整えて行く。
この子のお陰で、魂の捉え方をタナトスの世界からゆりかごの世界に替えて考えられるようになった。ありがとう。

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かみさまは小学5年生 / すみれ (サンマーク出版)

Science of ourselvesの書庫について、連載は中止したわけでなく、構想は続いていました。
意識のありようを見つめた時に、新婚の僕は、赤ちゃんが持つ胎内記憶について知りました。ただ、家内の体調は極秘の事項なので、ブログでは触れずにいました。

下記の紹介に出てくる、産婦人科の池川明先生が胎内記憶研究をされているそうで、映画「かみさまとのやくそく」の製作にも、表題の書籍の著書のすみれちゃんに関わっていたようです。

僕たちの受精卵が家内の胎内から排出されるまで、僕たち夫婦は「魂についてのトーク」「soul talk」をしました。かけがえのない時間でした。その時、真剣に考えたのです。赤ちゃんの魂が両親を選んでこの世に降りて来てくれることを。

秘蔵にしていた記事を次にアップします。
すみれちゃんに勇気をもらいました。

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2018年12月 3日 (月曜日)

映画: ボヘミアン・ラプソディ

ボヘミアン・ラプソディ、観てきました。知られざるエピソードが盛り込まれていました。サウンドトラックを買ってしまっていたので、音楽はさすがクイーンだ、と。
クイーンというと、どうしてもフレディ・マーキュリーに目が行ってしまいますが、今回の映画で印象に残ったのは、ブライアン・メイ、ロジャー・テイラー、ジョン・ディーコンのバンド仲間の友情。そしてフレディが置き忘れた家族の愛。
ゲイであれだけキレキレのパフォーマーを、人間的に支える人たちが素晴らしかった。
今曲を聴きながら記事を書いていますが、やはりフレディの声は力強い。クイーン最高!


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後日談。
友人とボヘミアン・ラプソディを見た話をしていたところ、友人が「なぜこの映画がBohemian Rhapsody なのか分かりますか?」と異議を込めた質問。僕はうまく答えられなかった。
皆さんも、なぜBohemian Rhapsodyなのか、考えてほしい。きっとBohemianへの理解が得られるはずだ。

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